本像は椅子上に座禅を組む姿勢をとり、法衣を垂下させています。 坐高82.5cm、材質は桧材を用いた寄木造、挿首、玉眼をはめ込み黒漆塗りが施され、頭頂はとがり、細面の容貌やなで肩など国師の特徴をよくふまえています。穏やかな表情でありながら、禅僧としての気構えや峻厳なまなざしに気迫さえ感じます。天保7年(1836)に加修の銘札が胎内に納められています。 『天保七丙甲六月○日 此尊像経幾百星故漸々破壊 奉恐不忍拝見欽奉加修理者也』