南アルプス市観光協会

2008年8月 3日

残雪が多かった【八本歯のコル~二俣間】ですが、雪下から夏道が顔を出してる箇所が見られるようになってきました。十分に注意して歩行されれば通行可能です。ただし、必ず雪の上を歩行しなければならない箇所が2、3箇所あります。また、雪どけ直後のため道に「浮石」なども多く、安定した歩道になっていません。近年「大樺沢上部」が頻繁に崩れており、落石も多い状況です。安全登山の観点からは「肩の小屋~北岳山頂経由北岳山荘ルート」を登下山時に選択されることをお勧めします。
  【北岳山頂~両俣左俣大滝~両俣小屋間】ですが、増水状態は緩和しましたが、数箇所の渡渉はあります。道も分かりづらく、渡渉ポイントや川岸の登山道を見失わないよう気をつけて歩く必要があります。通行経験者の同行や沢歩きに慣れている方以外の安易な通行は安全のため避けていただきたいです。
  【両俣小屋~仙塩尾根~仙丈岳間】ですが、昨年の竜巻の影響により倒木が著しく多い状状況です。平均的な所要時間にプラス1時間程を見込み通行には十分気をつけていただきたいです。
 夏山シーズン到来以来お伝えしている情報ですが、標高2,700m以下での熊の出没情報を頻繁に耳にしております。熊よけの鈴やラジオの携帯など熊にあわないよう、熊対策も十分お考えになった登山計画をたてていただけますようお願いいたします。
 
☆ 最近咲いている主な花情報 ☆
 「ミヤマアカバナ」「ハクサンイチゲ」「ツマトリソウ」「イワギキョウ」 「チングルマ」「タカネマンテマ」  「ミヤマクワガタ」「ミヤマハナシノブ」「タカネグンナイフウロ」「イブキトラノオ」「ムカゴトラノオ」「クルマユリ」  「クロユリ」
 
【南アルプスの高山植物】をご参照ください。


2008年7月29日

 雪に覆われていた「大樺沢」についてですが、残雪もかなり融けてきており、夏道も確認できる地点が多くなってきましたので、登りについては、注意深く通行していただければ特に問題ないと思われます。雪装備である「アイゼン」については、必要ないと思われますが、個人差がありますので持っていればBETTERという状況です。落石も多少落ち着いてきていますが、皆無ということではありませんので引き続き注意が必要でしょう。

2008年7月24日

 夏山シーズンもトップシーズンを迎え、先週、7月19日20日21日の3連休には多くの登山者の方が南アルプス山系に訪れていただきました。
 北岳山荘では体調面における安全登山の観点より、7月17日~8月19日(天候等により開設期間に変更が生じる場合もあります)の間、昭和大学医学部の方々のご協力を受け「昭和大学医学部北岳診療所」を開設しております。 北岳診療所を訪れる登山者の方々は、軽度な外傷(すり傷・まめ・捻挫・トゲささりなど)から頭痛・悪心など高山病と診られる症状が主です。
 高山病については、2,400m以上の高山に到着後、数時間から数日以内に低酸素、低圧、低温環境への暴露と運動負荷により、自覚症状として、頭痛があり食欲不振・吐き気・嘔吐・疲労・脱力・めまい・ふらつき・睡眠障害のどれか一つ以上が感じられる症状です。
【予防策としては】
 高地に慣れるための時間を充分にとり(広河原にて登山準備に時間をかけるなど)前日は体調を整え、睡眠・休養を充分とり、荷物は出来るだけコンパクトにまとめ、食事、行動食をきちんと食べて水分も充分に摂取(のどが渇く前に休憩時などに飲む)し体を冷やさないように心がけるなどがあります。
 数ヶ月前から登山計画をたて、想いを馳せて訪れた 南アルプス 北岳にて体調を崩してしまってはすばらしい絶景にも大自然に包まれることも出来ません。体調については自己管理にて予防できることも多々ありますが、100%の予防策を行なっても回避できないこともあります。もし、体調が悪い、気分が悪いなどの自覚症状がありましたら決して我慢することなく「北岳診療所」にお越しください。
* 最近は特に脱水症状の方が多いです。水分補給はこまめに行ないましょう!!
  北岳診療所にて充分体調を整えていただき、体調が回復しましたら登山の魅力や山々の楽しさなどお話いただければ幸いです。

◆ 昭和大学北岳診療所                  ◆ 昭和大学北岳診療部のみなさん


2008年7月24日

現在の大樺沢は残雪があり「陥没」「落石」が多く見られます。通行時には細心の注意が必要です。
また、草すべりにはシナノキンバイ、北岳南側の登山道沿いには多くの種類の「お花畑」が広がっています。

◆ 大樺沢の雪の様子                  ◆ 「登山道沿いに広がるお花畑」

今回、偶然にも「ライチョウの親子!?」に出会いました。登山道を横切る姿がとってもcuteでした。

          


2008年7月21日

 大樺沢は依然として雪に覆われていますが、雪質はシャーベット状で、軟らかくなっているため「陥没」など危険箇所が多く注意が必要です。また、昨年秋頃から上部が頻繁に崩れており、積雪時、無雪期問わず「落石」が多く、特に雪がまだ大量に残っている現在は通行しないほうが無難です。これまでに1件のみ落石事故が発生いたしましたが危ない状況にあっている登山者はたくさんいます。下山時は特に危険ですので細心の注意が必要です。
 二俣右回り、二俣公衆トイレ(バイオトイレ)より上部は雪が無く、アイゼン・ピッケルなどの雪山装備は必要ない状況です。標高2800m以上では約50種類程の高山植物がきれいな群落を形成し登山者の方々の心を和ませています。
 両俣左俣コースは依然増水中ですがコースを熟知されている方、渡渉のなれている方は通行できるくらいには水が引き始めましたが、不慣れな方は危険回避のため通行を控えるようにしてください。
 7月中旬から8月まで夏山シーズンの中でもトップシーズンを迎えます。多くの登山者の方が安全に登山を楽しめますよう、必ず、登山日程近くになりましたら、北岳山荘(現地衛星電話:090-4529-4947)又は現地情報の得れる場所(ご利用の山小屋)にて、登山道情報、天気など最新情報の収集をお願いします。また「熊」の目撃情報も多々あります。「熊」が生息している地に足を踏み入れるのですから「熊」がいるのは事実です。登山者の皆様自らが「熊」に出会わないよう鳴り物(鈴、ラジオなど)を携帯し熊対策にも重点をおき、危険回避をお願いいたします。

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