南アルプス市観光協会

2008年9月28日

 北岳山荘周辺情報です。9月27日(土)朝6時時点で天候は快晴ですが、気温マイナス1度、北西の風15m。正に『冬』の気候です。標高2,000m以上(両俣小屋より上部)において、初霜・初氷を観測しました。今後はいつ雪が降ってきてもおかしくない状況です。雪山装備の『アイゼン』が必要となるのは、例年10月中旬頃ですが既に気候的には冬ですので寒さ対策などしっかりとした準備をして紅葉の南アルプス北岳登山を楽しんでいただきたいです。
  この時期の登山の魅力!!紅葉についてですが、標高2,800m以上の紅葉は現在ピークをむかえております。今年は十数年ぶりの色鮮やかな『大紅葉』を期待しておりましたが前日26日(金)の大雨により「ナナカマド」の色が若干くすんでしまいました。北岳山荘関係者一同、期待が大きかっただけに残念ですが・・・例年どおり綺麗な色合いを見せ、登山者の皆様の目を楽しませています。
 また、登山道情報ですが『両俣左俣コース(北岳山頂~両俣小屋間』は26日(金)の大雨のため増水しており歩行不可としています。詳しい状況は、北岳山荘(直通衛星電話:090-4529-4947)へ問い合わせください。なお、衛星電話ですので気象状況により繋がりにくい場合がございますのでご承知ください。

 ◆ 冬を実感する『こおり』がはりました。      ◆ 『霜柱』も発見しました!!

      

◆ 『冬空』広がる北岳山荘からの景色        ◆ ウラシマツツジの紅葉(24日の様子)

◆ 『紅葉前線を待つ北岳山荘』(27日の様子)    ◆ 『暖色に染まり始める北岳』(27日の様子)


2008年9月24日

 北岳山荘周辺情報ですが2,900m以上は「ウラシマツツジ」の紅葉がピークを迎えております。標高2,800m以上の「ナナカマド」については、今週末から来週はじめにピークを迎えそうです。今年の紅葉は寒暖の差が激しかったため、真っ赤に染まったきれいな紅葉が期待されます。
 最近の北岳周辺は朝の気温は寒い日で3度程度です。この時期にしては暖かい日が続いていまが、例年ですと来週あたりには、初雪、初霜、初氷が見られそうです。来月中旬、体育の日の連休頃には「初冠雪」があるのでは・・・と予想しています。
(あくまでも過去のデータからの予想ですので登山を予定されている方は事前に登山道の状況を含め気温や気象状況などについてお問い合わせください。 北岳山荘直通:090-4529-4947)
 また、当観光協会会員「NPO法人 芦安ファンクラブ」は、22日・23日の両日、登山者の皆様方が安全に登山を楽しんでいただけるよう、八本歯のコル付近をはじめ、計4本の道標設置を行ないました。普段のザックに加え、スコップや工具を持っての歩行や現場での設置作業は想像以上に大変だったと思います。日頃から「南アルプスを愛する」活動に感謝すると共にその活動について多くの方々に知っていただきたくご報告させていただきました。

 ◆ ピークを迎えているウラシマツツジの紅葉       ◆ 色づき始めた登山道を行くファンクラブの皆さん

      

 ◆ 歩き慣れた登山道ですが・・・            ◆ 穴掘り作業も一苦労・・・(八本歯のコル付近)

 

2008年9月19日

 北岳山荘周辺情報ですが2,900m以上は現在、紅葉のピークを迎えております。稜線の「ウラシマツツジ」が赤く染まり、秋の終わりを感じさせる冷たい風とは対照的にどこか温かみのある色合いで登山者の心を和ませています。
 今回、北岳山荘情報 ~北岳山荘より~ VOL15 では、北岳ばかりでなく、他の山々でもそうですが、登山したから体感できる・経験できること、ほんの一握りではありますが紹介したいと思います。
 先ずは北岳山荘から見る日の出です。登山を趣味とし何回も登山されている方にとっても初めて目のあたりにした日の出は感慨深いことだったことでしょう!登山の醍醐味は正にここにありますね。きっと、登山初心者の方々に山の魅力を尋ねられたらBEST3にはあげてるはずです。雲をつきぬけるその雄大さに改めて存在感を感じる「富士山」もはずせませんね。

◆ 「北岳山荘からの日の出」              ◆ 北岳山荘から日の出を待つ登山者の方々

      

◆ 「北岳山荘からの富士山」              ◆ 「シャッターチャンス」がきたぁ~

 全ての日程において、天候に恵まれ感動を憶える景色に出会うことは、限られた期間の中、天候の変動が激しい山々においてはそれだけで幸福な時間だと感じます。みなさんが登られる日が全て晴れればよいのですが・・・でも、もし雲に囲まれ景色が楽しめない時・・・もしかしたら・・・「ブロッケンの妖怪」(ブロッケン現象)に出会えるかも知れません。
 
「ブロッケン現象」とは・・・
 太陽などの光が背後からさしこみ、雲や霧に写る、見る人(自分)の影が光の乱反射により影の周りに、虹と似た光の輪となって現われる現象。光輪 (glory) ともいう。
「ブロッケンの妖怪(または怪物)」とも呼ばれるが、日本では御来迎(ごらいごう)とも呼ばれる。これは、古くは阿弥陀如来が姿を現したと考えられていたためである。

 様々な条件クリアが必要となりますがこの奇妙且つ幻想的な現象こそ、一度は体感してみたい「登山の魅力」の一つではないでしょうか?ちなみに名前の由来はドイツにある「ブロッケン山」にてこの現象が多く確認されたからだといわれています。昔懐かしい漫画のキャラクターを思ってしまうのは・・・私だけではないはずです。全くの余談です。

◆ 「ブロッケン現象 その1」                 ◆ 「ブロッケン現象 その2」


2008年9月 9日

 北岳山荘周辺は9月に入り、朝の気温は平均2~4度です。北岳山荘から見る景色にも変化が見られ、空の青色、山々の緑色を中心とした清涼感が感じられる色合いから赤色や黄色といった温かみを感じる色合いに徐々にではありますが変わり始めています。標高2,900m以上の紅葉のピークは9月中旬、ちょうど13日(土)14日(日)15日(月)の3連休頃になるのではないかと思われます。標高2,900m以下の紅葉については現状では判断しかねますので今後、情報提供していきたいと考えます。
 夏山シーズンもピークを過ぎ、朝、夜の冷え込みに秋の訪れを肌で感じる季節となり、北岳・北岳山荘を訪れる登山者の皆様も減少傾向にあります。この時期に登山をされる皆様は特に、登山計画の中で「15時までには山小屋への到着」を重要視していただきたいと思います。日没も日に日に早くなり、山小屋への到着時間が遅くなれば遅くなるほど登山道を行きかう登山者の皆様も少なくなり、登山中の怪我や急な体調不良など、予期せぬ出来事が発生した場合も対応が遅くなってしまいます。緊急時や荒天時の避難などは別としまして、安全に登山していただくためにも計画段階での山小屋への到着時間にはご配慮ください。
 なお、両俣小屋については、平日の最終バス(広河原発16:10 北沢峠着16:35)で両俣小屋に向かうことは安全登山の観点よりお避けください。両俣小屋管理者からの強いお願いでもあります。

◆ 「北岳周辺の風景」                   ◆ 「ウラシマツツジ」

◆ 「ウラシマツツジの群生」                 ◆ 「ウラジロナナカマド」

◆ 「クロマメノキノミ」                 ◆ 「コケモモノミ」


2008年8月25日

 南アルプス市街はここのところ雨が続いています。今週の天気予報も傘マークが連続している状況です。北岳山荘周辺についても太陽の光をさえぎる黒雲が天空を覆い、雨続きの毎日です。
 局地的な大雨や長雨は、南アルプス市から北岳を含む南アルプス山系のアクセス口であります、芦安地区「山の神ゲート」⇔「広河原」登山口⇔「北沢峠」までの林道(県営林道 南アルプス線)の通行に影響が現れます。1時間の雨量・連続雨量が一定量を越えると「規制雨量に達したため」通行不可になります。また、地盤が軟らかくなるため林道・登山道に「土砂崩落」が起る可能性も高くなります。登山者の皆様方には、登下山予定日の天気予報には細心の注意を図り、林道情報もこまめにチェックするよう心がけてください。 林道情報はこちらでご確認ください。
 稜線上では、トウヤクリンドウや、キタダケトリカブトなど、秋の花たちが咲いており、朝の気温も6度前後と寒く、夏が去り、市街地よりもいち早く秋の到来を感じます。  今後は秋雨前線や、台風、寒気などの動きに注意し、林道の開通状況も考慮に入れながら、安全登山を楽しんでください。

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